世間に浸透した雑学を深掘りしてみた件について
こんにちは
今回は世間にだいぶ知られてしまった雑学をあえて深掘りしていきたいと思います
「雑学」「うんちく」「豆知識」とは
知らなくてもいい知識
でも知っていれば稀に役立つもの
だけど「なぜ?」「どうして?」と言われると
答えられず場の空気が止まってしまいます😤
だからこそ知識の肉付けをここでしたいと思います!
1. かき氷のシロップは全部同じ味
ここ数年で有名になった雑学だと思います
そして海の家で話す雑学ランキング1位だと推測できる
ちなみにこの雑学を要約すると
かき氷のシロップはイチゴ味だろうがメロン味だろうがブルーハワイだろうが全部味は同じ
っていう内容です
敵「なんで同じ味に感じないの?」
このように海辺でギャルが聞いてきたら
今度から教えてあげましょう
A「人間は視覚・嗅覚に頼りすぎているからさ!かき氷の味を決めているのは見た目の色、そして香料なんだ。人は見た目に対して大きな先入観をもっていて青色=ブルーハワイ・緑色=メロンのようにすでにかき氷に先入観ができているんだ。香料というものは特に重要で、そもそも人間は五感で受け取った情報を一旦『大脳(新)皮質』で処理するんだけど嗅覚というものは直接『大脳辺縁系』に伝達されるんだ。よって香料の匂いを感じた瞬間にリアルな味が頭の中でもう作られているんだ。だからシロップ自体は果糖ブドウ糖液糖、砂糖という甘いだけの同じ成分でできているんだけど着色料と香料で違うように錯覚させられているんだ。ちなみに匂いだけで記憶が呼び起こされることを『プルースト効果』って言うんだ」
どうでしょう?
これで海辺でモテモテですね
ちなみに余談ですがシロップもピンキリです
安いシロップはただの色と匂いが違うだけの液ですが
ちょっとお金を出せばこの雑学はもう通用しません
本物の果汁やピューレ、はちみつ等が入ってます!
2. 『ムンクの叫び』じゃなくて『叫び』
これも擦られまくった雑学だと思います
だれでも子供の頃は「『ムンクの叫び』っていう絵画なんだ〜」
と思ってたに違いません
でも実際はエドヴァルド・ムンクというノルウェーの画家が描いた『叫び』という作品です
捉え方の問題ですよね
「この作品はムンクの叫びです」と説明されたら勘違いしますわな😀
ここで問題となるのは
敵「そもそもこの作品は何?」
と聞かれることです
美大生や絵画好きならまだしも聞かれて答えれる人は少ないでしょう
今度からはこう教えてあげましょう
A「『叫び』というのはムンク本人による実体験から描かれたものなんだ(英語でもThe Scream)。叫びというのはムンクが聞いた”infinite scream passing through nature”(自然を貫く終わりのない叫び)のことで描かれた人が叫んでるわけではなく、むしろ耳を塞いでるんだよ。じゃあその聞こえた叫びは何かっていうとムンクの中にある不安のことだとされているんだ。ムンクはTulla Larsenという女性にストーカーまがいのことをされたり対人恐怖症やアルコール依存症を発症し、他の画家とのトラブルもあって精神的にもやばかった。もともとメンタル面に難ありな人だし、絵を描くことがムンクにとっての不安の昇華であったからこういう絵画が多いんだよ。ちなみに『叫び』だけでも4種類あるよ」
これ言えたら十分😤
とりあえず今日はここまで!
業務スーパー行ってシロップの原材料見たり図書館で簡易的な説明を読んできた努力です
自分なりの説明に少し不安を抱えているので
何か間違ってたらコメントで指摘してください!
耳を塞がず聞き入れます
ではまた✋