【よくみるテーマ】女性の社会進出をあえてまとめてみる【活用どうぞ】
中学でも高校でも大学でも見ることのあると思います
『女性の社会進出』というワード
今回はそのよくみるテーマを大雑把にまとめました
公務員試験にもたまに出るテーマですよ😤
まずはじめに重要なのが就業率のグラフ
ここで覚えること・記述しなければならないこと
①男性は大きな変化がない、女性は右肩上がり
②女性の就職が増えたのが1986年(昭和61年)から
なぜ1986年以降?
➡︎男女雇用機会均等法ができたから
高校生までならここまでの知識で十分です
大学生なら1972年の勤労婦人福祉法も知っときましょう
レポートを書くなら字数を稼ぐために名称が変わった職業を例示しとけばオケ
(例)スチュワーデス➡︎客室乗務員
性別における差別の禁止が盛り込まれました
<ついでのおまけ>
80年代後半のCMにも世間の流れが反映されました
女性が社会に出たことによって
そのような情勢を反映したCMが増えたということです
簡単なレポートなら話の一環として書いてみては?
【平成に入ってからの流れ】
平成元年の1989年には新語として「セクハラ」がノミネート
女性が社会に進出した結果セクハラが問題となる
「セクハラ」というワードが浸透した流れをレポートにするのもアリですね
いろんな訴訟があって今も使われる言葉になりました
次に覚えておいてほしいグラフはこちら
ここで重要なポイントは大学進学率と短大進学率
平成8年の1996年です
ここで女性の大学進学率は短大を抜きました
なぜ大学進学率が伸びたのか?
➡︎短大に行く必要性があまりなくなった
実はですね、男女雇用機会均等法が出たからといって
80年代後半〜90年代前半の頃
女性は誰でもwelcomeじゃなかったんです
今とは逆で大卒女子は不人気でした
なぜなのか?
➡︎大卒女子はすぐ寿退社するとみられてたから
(=高卒や短大生の方が長く勤めてくれる)
結婚後に辞めるのが普通だった当時ならではの理由ですね
やがて現代のように大卒の需要が増えたというわけです
※ちなみに理系分野でも女性は増加
緩やかですが見ればわかりますね
えー、他にも覚えておいて損はないことを簡潔に↓
・女性初の衆議院議員は土井たか子さん
女性ならではの視点から多くの主張をしました
・平成20年には医師国家試験合格者の
約3人に1人が女性になる(34.5%)
※2018年には医大の女性受験者の減点が話題になりました
・国家公務員採用試験からの採用者に占める女性も
各役職段階に占める女性の割合も増加傾向
基本的な部分をなんとか最低限まとめてみました
どうでしょうか?
そして最後の最後におまけですが
公務員試験を考えてる方への提言です!
このグラフはおぼえといて損はなし!
各年齢階級に占める女性の割合を示してますが
女性は20代あたりでガクッと下がってます
そして年齢が上がるにつれてまた元に戻る
※これはM字カーブと呼ぶ(覚えてね)
・なぜ20代あたりで下がるのか?
・時代が進むにつれてM字が平らになるのはなぜか?
・時代背景で想定されることは?
このような記述問題が試験で多いです
2016年の大卒国家一般職の記述論文では
このグラフが参考資料の1つにもなっていました
とりあえず今回の記事はここまで
大学の社会学やジェンダー論、近代日本、法学など
よくみるテーマが『女性の社会進出』です
それを自分なりに要約しました
冬休みのレポートでテーマに迷ってる大学生が1人でもいれば…!🧐
お役立てください🙏
ではまた👋